K2HDKC DBaaS on kubernetes CLI 概要
K2HDKC DBaaS on kubernetes CLI(Command Line Interface)を使うとkubernetes クラスター内に簡単に K2HDKCクラスターをDBaaS(Database as a Service)として構築できます。
K2HDKC DBaaS でK2HDKCクラスター構築、K2HR3システムの構築の操作は、すべて K2HDKC DBaaS on kubernetes CLI から実行できます。
K2HDKC DBaaS に必要となる K2HR3システムは、kubernetes クラスター内に構築されている必要があります。
まず最初に、kubernetes クラスター内にK2HR3システムを構築します。
この操作は、K2HDKC DBaaS on kubernetes CLI を使い、簡単に実行できます。
K2HDKC DBaaS on kubernetes CLI は、kubernetes クラスター内のK2HR3システムの構築・削除ができます。
構築したK2HR3システムを使い、K2HDKCクラスター の構築、削除を行います。
K2HDKCクラスターへサーバーノードの追加・削除(スケール)の操作も、K2HDKC DBaaS on kubernetes CLI から操作できます。
構築した K2HDKCクラスターに接続するK2HDKCスレーブノードの起動・追加・削除も同様に操作できます。
これらの操作によるK2HDKCクラスターノードの増減に対して、自動的なコンフィグレーションおよび自動データマージがサポートされます。
K2HDKC DBaaS on kubernetes CLI によるDBaaS(Database as a Service)の大まかなシステムの説明をします。
kubernetes control plane
K2HDKC DBaaS on kubernetes CLI は、kubernetes クラスター Control Planeの kube-apiserver を使います。
K2HDKC DBaaS on kubernetes CLI は、既存のkubernetes クラスターと連携します。
現時点で、kubernetes クラスターの認証システムは、OpenID Connectのみサポートしてます。
K2HR3 システム
OpenStackと連動するタイプの K2HDKC DBaaSと同様に、AntPickaxプロダクトの一つである K2HR3 システムを必要とします。
K2HDKC DBaaS on kubernetes CLIが、K2HR3 システム、kubernetesのリソースを操作し、DBaaS機能を実現しています。
このK2HR3 システムは、K2HDKC DBaaSを構築するkubernetesクラスター内に存在する必要があります。
K2HDKC DBaaSが必要とするK2HR3 システムを、K2HDKC DBaaS on kubernetes CLIを使って、構築できます。
必要とされるK2HR3 システムのコンフィグレーションは、自動的に設定されます。
K2HR3 システムは、kubernetesクラスター内に1つ存在すれば十分ですが、複数構築することもできます。
K2HDKC クラスター
これは、K2HDKC DBaaS on kubernetes CLI が構築し、起動するK2HDKCのクラスターです。
kubernetesクラスター内の Compute machie(nodes)上に、K2HDKCのクラスターの各ノードはコンテナーとして起動されます。
K2HDKC DBaaS on kubernetes CLIを使って、K2HDKCのクラスターのサーバーノード、スレーブノードの作成・削除(スケール)を行うことができます。
(直接、kubectlコマンドなどを使ってスケールすることもできます。)
K2HDKC スレーブノード
K2HDKC DBaaS on kubernetes CLIにより作成されたK2HDKCクラスター(サーバーノード)に接続するノード(クライアント)のことです。
K2HDKCスレーブノードも、K2HDKC DBaaS on kubernetes CLIを使い、起動・削除できます。
そして、K2HDKC DBaaS on kubernetes CLI により、自動的なコンフィグレーションがサポートされます。
K2HDKCスレーブノードの構築に使われるkubernetesオブジェクトは、yamlファイルとして表現されています。
ユーザは、K2HDKC DBaaS on kubernetes CLIが使うyamlファイルのテンプレートを変更し、自分たちに必要なコンテナーに変更して利用します。
K2HDKC DBaaS on kubernetes CLI により、K2HDKCスレーブノードのプログラムから、K2HDKクラスターの構成を隠蔽し、これらのプログラムはサーバーノードの構成を意識する必要がなくなり、開発者・運用者の負荷を低減できます。
Overview DBaaS CLI Overview Overview Helm Chart